スカウト
スカウト運動について

スカウト(Scout)とは「先駆者」のことで、「自ら率先して幸福な人生を切り開き、社会の発展に貢献できる人」という意味を持っています。
スカウト運動はそのプログラムを通して、体力や健康、協調性やリーダーシップといった、将来実社会で必要となる、いわば「共生の能力」の基礎とノウハウを養い、自らの人生を肯定的に受け止め社会に貢献できるような青少年の育成を目的としています。

スカウト運動の特徴
Scout Movement

「遊び」を通して進歩する。

実際の活動では年齢の近い仲間たちと共に、子供たちの旺盛な冒険心や好奇心をキャンプ生活や自然観察、グループでのゲームや活動で発揮させ、「遊び」を通して子供たちに自立心や協調性、リーダーシップなどを身につけさせます。
このため、スカウト運動では、複数の子供たちからなる「組・班」を中心とした野外活動に重点を置き、子供たちが自らの進歩を自覚し、グループの中で自分の得意な役割を進んで担うよう促すために進歩制度(個々の目標の設定とその達成を認証するもの)を設けています。
このスカウト活動の教育システムは世界共通で、これらを担う指導者のための研修も全国的に統一した基準で行われています。

日常とは違う特別な体験。

活動のベースは休日を利用しての集会です。公園や集会場に集まって、その日のテーマのもとでハイキング(ピクニック)や自然観察をしたり、町を探検したり、子供たちは楽しみながら学校では得られない知識と技能を体得して行きます。夏には宿泊を伴う野外活動も行い、日常生活とは離れた特別な体験をする機会が用意されています。

精神的な成長を促す。

周囲の人々に対するいたわりの気持ち、感謝、チームワーク、敬う心などもこうした活動の中で育まれるよう指導者も工夫をこらしています。これらの体験は子供たちひとり一人の胸に刻まれ、精神的な成長を促します。

体を強くし心をすこやかに。

スカウト運動は子供の個性を尊重する運動ですが、同時にスカウトとしての活動中は規律を大切にします。
そのためスカウトたちは入団する際に年齢部門別に「やくそく」や「ちかい」を立て、「おきて」を守ることを約束します。
しかし、この内容は「体を強くし心をすこやかに、徳を養います」といった人間としてごく当たり前の信条に他ならないものばかりです。
スカウト運動は、このような信条を子供たちにはっきりと意識させることにより、家庭でも学校でも自らの責任と目的を自覚してより有意義な日常生活を送るよう促しています。

このホームページ上のボーイスカウトに関する事項は、
ボーイスカウト日本連盟ホームページ掲載「ボーイスカウト関連のホームページ開設」に沿って、
齊藤 彰(秦野スカウト会事務局)info@scout-hadano.com の責任の下に掲載しています。