秦野スカウト会は、秦野市におけるスカウト運動の普及、育成を目的として創設された団体で、秦野市内のボーイスカウト、ガールスカウト総ての団の育成を担当しています。
秦野市当局や設立当時から熱心に活動を援助されてきた秦野のロータリークラブ、賛助会員、各団の指導者、保護者等多くの方々の善意に支えられ運営されており、秦野市内で共通の育成会を持つボーイスカウト秦野第1団および第2団と、ガールスカウト神奈川県第51団に加盟する全ての登録員、そしてスカウトOBおよび指導者OB等で構成されています。
資金等の運営は「NPO法人・秦野スカウト振興会」が行い、同振興会と秦野市から援助を受けて活動しています。

スカウトの最小単位の運営組織は「団」と呼ばれます。団はスカウト教育を実施するため年齢層別に編成された部門を持ち、これらを「隊」と呼びます。隊はスカウトと指導者からなり、隊毎に独立したプログラムで活動するのが原則です。隊の責任者は隊長です。
団はその維持運営のために、いわば役員会を持ち、これを「団委員会」と呼びます。団委員会の長が団の責任者となり、団委員長と呼ばれます。団委員会はスカウトの保護者や団の設立母体となった団体（秦野スカウト会）の方などで構成されます。

さらに、近隣の団が集まって「地区」を構成し、その県単位の集まりが「都道府県連盟」となります。「ボーイスカウト日本連盟」はこれら県連盟と団で構成されます。

ボーイスカウト・ガールスカウトいずれも年齢層別に部門にわかれており、それぞれの年代の発達段階に応じた活動プログラムが用意されています。その中で、小さなグループでの活動を基本に徐々にリーダーシップ、協調性、責任感を養い（班制度）、年齢に応じた課題を達成したり、自分の興味に応じた技能を習得したりすることで上級のスカウトへと進んで行きます（進歩制度・技能章制度）。